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2008年12月、三鷹市議会で、家庭ごみ有料化の導入が可決されました。今年10月から、三鷹市で可燃ゴミと不燃ゴミを出すには、有料のゴミ袋に入れなくてはいけません。この不景気に増税! なんでもかんでも燃やす方法でゴミを処理する三鷹市。環境負荷が高すぎます。 私たちは、三鷹市による環境負荷が高いゴミ処理方法にも有料化にも納得できない!、三鷹市民の集まりです。 皆さん、ご一緒に声を上げていきましょう!
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 新たに19億円!
昨年秋に全国的に問題となった復興交付金流用問題であるが、環境省は懲りもせずに新たに復興とは名ばかりの交付金支出を決めた。
2月21日に行われたふじみ衛生組合(三鷹市・調布市の二市で行っているごみ処理組合)臨時議会で今年度補正予算などが提案されたのだが、その中に「復興交付金」として今年度分として19億4760万円が緊急に支給されることになったのだ。
この組合には昨年も10億25万8000円が「復興交付金」として支出されており、合わせて30億円が「災害復興に資する」という名目で出されることになった。
交付目的は「がれき処理」である。
この組合では現在新しい焼却施設を建設中(3月7日現在は試験稼働中、本格運転は4月から)であり、この施設が「がれき処理」が可能な設備(発電設備を備えている)ということで、環境省の「災害復興に資する」対象となったらしいが・・・。
だが待てよ、そもそもがれき処理をしているのか?
21日の組合議会ではそのことも報告された。「・・・被災地での処理が進んでいるので・・・がれきを受け入れる予定にはなっておりません・・・。」
昨年はもちろん建設中だったために出来なかったのだが、完成しても「がれき処理」はされないという。
 また、年度末に急遽「復興交付金」が出されることになった経緯についても21日に報告がなされた。【・・・2月初旬に環境省から問い合わせがあり・・・。①発電設備を備えている施設であること、②ふじみ衛生組合が女川へ現地視察に行ったこと。この2つが評価されて今年度の「復興交付金」支出が決定された】のだそうだ。
 「復興交付金」の目的はそもそも何なのか?
 復興交付金というのだから、復興に役立つところにお金を出すべきではないか?

 補助金の二重取り
このふじみ衛生組合の「復興交付金」受領は、「復興交付金」の流用であるばかりではなく、国の補助金の二重取りでもある。 ごみ焼却施設建設時には国の補助金である「循環型社会形成推進交付金」が使えることになっており、この施設建設時においても既にこの補助金を受け取っている。残りの建設費は両市が負担している。(中身は市債と一般会計より支出)
 つまり単純に言えば、国の補助金を二重に受け取って、両市は借金すべき額を減らすことが出来たのだ。市民としては借金が少なくなることを本来は喜ぶべきことであるが、こと今回ばかりは異議を申し立てる。何故なら、「復興交付金」は本当の意味で「災害復興に資する」ことにこそ使うべきであるからである。私たちだけでなく多くの国民がそう思っているからこそ、昨年の流用報道は大きな社会問題となったのであり、国民は税金の正しい使い方を望んでいるのである。
 尚この「復興交付金」はその性質から直接ごみ処理組合へ支出されるのではなく、一旦、三鷹と調布の両市へ支出されその後「負担金」として両市がごみ処理組合へ拠出する仕組みとなっている。従って、両市では今年度の補正予算(急に決まったので)として3月議会で審議している。

 税金の使い方を改めよ!
 この「復興交付金」は「がれき処理」しないとしても返還義務はないという。(環境省通達)
 被災地がれき処理での環境省の「広域処理ありき」も大問題であり、そのことにも私たちは声を上げてきた。
百歩譲って、広域処理として被災地以外で「がれき」が「処理」されそのことに税金が出されるのなら、またまた百歩譲って、そのことに対する「復興交付金」名目での税金支出に反対こそしないが、がれき処理もされずにただただ「災害復興に資する」という名目での焼却場建設補助でしかない税金投入に私たちは断固抗議する
 
資料/ふじみ衛生組合議事録での「復興交付金」についての説明
(平成24年第1回組合議会定例会議事録より)http://fujimieiseikumiai.jp/gikai/teireikaiH24.html
http://fujimieiseikumiai.jp/gikai/gikai_pdf/h24_01_gijiroku120217.pdf
「この国の交付金につきましては、基本的には災害復興に役立つ施設に対して支給されることになっております。こちらにつきましては、東京都全体の中で、災害廃棄物、特に宮城県、今は女川町の災害廃棄物の協定といいますか、取り組みになっておりますけれども、東京都全体の中で受け入れについてのスキームが了解されているというところで
ございます。また、それにあわせまして、東京都市長会におきまして、平成23年11月24日、宮城県女川町の災害廃棄物の処理に関する基本合意書という形で、多摩地域の市の区域に所在する清掃工場におきまして円滑に処理できるよう相互に協力することに合意するという合意書が交わされております。これらを受けまして、私どもふじみ衛生組合が
今、建設中ではございますが、平成24年度に完成するということで、平成25年度からの稼働となっております。災害復興に資するということで、このような形の第3次補正に伴います追加の循環型社会形成推進交付金につきましても、私どもとすれば、建物に対する補助金でございますので、きちんと要求をしていきたいと考えたものでございます。」
 
資料/ふじみごみ処理施設建設&運営経費(当初案)
三鷹市「新ごみ処理施設整備実施計画」より
建設費 総額150億円
       交付金50億円(循環型社会形成推進交付金)
       起債90億円
       一般財源10億円
運営費20年間で160億円(予定)
   (以上全て二市で分担)
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7月8日のがれき問題の学習会に参加された方々の感想やご意見をそのままご報告します。

 ・西東京市  大変勉強になりました。藤原さんのは手元資料がなく、早口で、内容が高度で、頭が追い付かなかった(私には)のは、大事な論点だけに残念でした。
・三鷹市内  ますますアヤシイ広域処理の実態を教えて頂きよかったです!
 offcial情報の信憑性はどうなのか、あらためて慎重にならざるを得ません。東京もセシウムが沢山降下していて、できたら、地震も原発もない国に逃亡したいです。こんな国にしたのは善意の傍観者だった一人一人の国民にもありますが、何といっても国や電力会社に刑事罰を与えるべきで、賠償の為の増税ならいっそ清々しいと思いました。
・三鷹市内  知らなかったデータが、たくさんあり、大変参考になりました。
・三鷹市内  できるだけ参加します。したいです。
・調布市   知れば知るほど未来がくらくなりますが、まずは一人一人が立ち上がることしかないと思います。
・三鷹市内  お話と資料についていきにくい程、濃い内容だったと思います。
持ち帰って勉強したいと存じます。ありがとうございました。
・三鷹市内  すばらしい会でした!(意識を失って残念でした。)開催して下さり、ありがとうございます。も~、この国、イヤになりますが、その分、皆様のように熱~いステキな方達もいるので離れがたいです。
皆様からパワーをいただいたので、私も気を取り直して顔晴ります☆!!
・三鷹市内  おもしろかったです。
・調布市   ほとんど予備知識がなかったので大変勉強になりました。
 特にこれからの進め方について、もう少し知りたい。
・近隣市   藤原氏の「環境基準値をどのように決めるか」というバクロはインパクトあり。
 お話の内容は、盛り沢山すぎて、消化できなかった部分も。
・調布市   限られた時間内での難しい内容を判りやすく説明すること、対策について考えることを学習会で行うのは大変と思う。出席者各位のレベル差もあり、講師の主旨が伝わりきれていない?すすめ方の区(ママ)夫もほしいと感じた。
・調布市   大変勉強になりました。
・三鷹市内  市内ふじみのゴミ処理  どのように市と取り組んでいけばよいかということをもっと聞きたかったです。(今日は時間がなく残って聞けないので、)
・三鷹市内  広域処理でがれきが処理されてしまった事は大変、残念な事と思われるが、一人一人正しい知識を持ち、広めていくべきと思う。(脱原発派の中にも広域処理を認める人々が存在する様である。)
・三鷹市内  お話を聞けばそのたびに解からなくなります。国の決め事が正確でないのにそれにもとず(ママ)いて事が進んでいる。
・調布市   汚染基準値設定方法が不明りょう。
 藤原先生の行政のご経験、本音(市民としての感覚)を伺えて良かったです。
・三鷹市内  大変勉強になりました。それ以上に議員である大沢さんや元都職員である藤原さんのような方達が、この様な問題にとり組んでいらっしゃることを大変ありがたく心強く思いました。 

今後の活動や学習会などについて新たなお知らせを今月中にご報告します。
申し訳ありません。 ご報告が遅くなってしまいました。

7月8日の学集会へのご参加、ありがとうございました。

第一弾は写真で当日の様子をご紹介します。

    


(順に 藤原寿和さん 藤原さん 大沢ゆたかさん 会場全体)

   
(会の司会者、 質疑応答風景1、質疑応答風景2)

参加いただいた方には藤原さん報告のパワーポイントをデータでお送りします(ご本人にはご了解済み)ので、下記の会のチラシにも掲載しました会のアドレスまでご連絡下さい。
(PCにパワーポイントのソフトが無い方はその旨をお知らせいただければPDFにて送ります。
 team.gzm0528@smail.plala.or.jp

今後の取り組みなどについては、改めてご報告いたします。

「がれき問題」は連続学習会として計画しています。
次回は7月8日(日)です。

24日の学習会の席で、多摩地域特有の問題(エコセメント)のことを参加者の方が質問しましたが、次回は「エコセメント」問題を追跡してきた方も講師としてお招きします。
今までの焼却灰処理=エコセメントの安全性と共に、がれき処理後の焼却灰の安全性の問題について、みなさんと考えたいと思います。


連続学習会 第2回
広域処理でほんとにいいの?その2
~多摩で燃やしたそのあとは・・・~
《講  師》
廃棄物処分場問題全国ネットワーク共同代表 藤原寿和さん 
《現場からの報告》  
立川市議会議員   大沢 ゆたかさん
日 時:7月8日(日) 午後1:30~4:30
場 所:三鷹市市民協働センター 第2会議室(三鷹駅徒歩15分)
(会場の案内URLはhttp://www.collabo-mitaka.jp/access.html

資料代:500円
主  催:ごみ有料化。納得できない!三鷹市民の会
連絡先 080‐5465‐8138  竹内 
Email;team.gzm0528@smail.plala.or.jp
ブログ;http://mitakanogomi.blog.shinobi.jp/

次回学習会のチラシは以下からご覧下さい。
チラシダウンロード(.)

(写真は、メイン講師の青木泰さん)


(写真は女川などの現地視察報告の野村洋子三鷹市議会議員)

 昨日(24日)行ないました、「広域処理でほんとにいいの?」・・・聞いてみよう、震災がれきのこと・・・
へのご参加ありがとうございました。
 
青木泰さんを招いての学習会は、三鷹市内の方々だけではなく、近隣市からも多くの方が参加していただき、2時間半では語りきれない内容でした。
 
ウィンブルドン在住で、「3.11」後、日本と世界から「脱原発」を進める行動をしなくてはと一時帰京していた方を始め、八王子市、稲城市、武蔵野市、入間市、小金井市、調布市など、三鷹市内にとどまらず近隣市の多くの方々のご参加をいただきました。
ご参加ありがとうございます。
時間の制約があったにせよ、質問やご意見のある方々には質疑の時間が少なくて申し訳ありませんでした。
 
多摩地域での特有の問題でもある「エコセメント」関連については、7月8日の第2回で、もっと踏み込んで深めたいと考えています。
 
連続学習会(講座)の2回目も是非おいで下さい。


(写真は司会の長谷川さん)


(写真は主催者挨拶をする小笠原さん)


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