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2008年12月、三鷹市議会で、家庭ごみ有料化の導入が可決されました。今年10月から、三鷹市で可燃ゴミと不燃ゴミを出すには、有料のゴミ袋に入れなくてはいけません。この不景気に増税! なんでもかんでも燃やす方法でゴミを処理する三鷹市。環境負荷が高すぎます。 私たちは、三鷹市による環境負荷が高いゴミ処理方法にも有料化にも納得できない!、三鷹市民の集まりです。 皆さん、ご一緒に声を上げていきましょう!
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請願の紹介会派でもある「にじ色のつばさ」の嶋崎議員の凍結請願採択に賛成の発言です。

【厚生委員会における賛成討論】
「家庭ごみ有料化の実施」凍結を求めることについて」の請願を出された方3人に本委員会にお越しいただき、請願についての補足説明をしていただき、更に代表された市民の方と縷々(るる)質疑が行われました。その中で、昨年12月時点と現在時点とでは経済状況の好転は感じられないし、市民の生活実感では、暮らしはますます厳しくなっていると受け止めました。これは、9月1日に私が市長に対して行った一般質問「100年に1度、未曾有の経済・企業経営危機と市民のくらしについて」という中で、清原市長が、市民生活は実際には厳しい旨の答弁をされたことと一致すると判断します。
また、市が他市に見られない減免措置についても他市に比べればそうであるかも知れません。しかし、これまで政府が進めてきた「構造改革路線」市場原理第一主義、新自由主義による自己責任押し付けは想像を超えて市民の暮らしを破壊し、生活保護を下回る収入しか得られない勤労者もあり、残業カットなどで更に生活が厳しくなる三鷹市民が現実にいることも今日の質疑で明らかになりました。
市民への周知も不十分であることもわかりました。
請願された方は、有料化するのに反対ではないということを繰り返し発言された。市民の中に、有料化によらず、まだまだ減量・資源化できる方法があり、ごみ処理費用も少なくなることもわかりました。市民の中に具体の知恵があると実感しました。
そうした人びとの中にある工夫と知恵を生かすことが三鷹市が進める市民との協働だと思います。そうした市民と市長は直接会って話を聞かれることを望みます。
市民の暮らしが厳しくなっていることに鑑みて、有料化を凍結し、市民とともに市民の中にある生活の知恵を生かすことによりごみ減量化・資源化施策を進めると政治判断した自治体があるのだと思います。
市民のみなさんが凍結を求めることは当然であると改めて思い知らされました。よって、この請願に賛成いたします。
 

 
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3人の発言の概要は以下、

 その3協働での費用削減について・・・集団回収への補助金を増やしてその回収量が増えれば、市が直接資源を回収するより1億円以上の削減が可能であることの試算を紹介しました。(集団回収時の費用は多く見積もって1万円(トン当たり)これに対して市での資源回収は3万6千円強かかっている為(トン当たり))
その5市民への周知の不足について・・・この間の説明会には人口の1%の1500人ほどしか参加していない。これではオムツが無料であることなどの減免などは知らない方がいても不思議ではないこと。市長が説明会に出向けばこの10~20倍の参加があったのではと主張しました。
その6市長との懇談などについて・・・上条例がある以上、凍結そのものは議会や市の職員レベルでは判断できない(部長などにもそのように言われた)。 凍結の判断は政治の決断しかなく、それを出来るのは市長しかいない。又、市長は「生活スタイルを変えて欲しい」と言っているが、その内容については市民に直接にはかたっていない。等。
です。

凍結に賛成していただいた議員の厚生委員会での発言を、ご本人の了解のもと、以下紹介します。


家庭ごみ 凍結 請願に賛成討論       大城みゆき
昨年からの「100年に一度の経済不況」が吹き荒れる中、市民の生活は以前厳しい状況が続いており、税制改正による経過措置の減額等もなくなり、年金や給与といった収入は増えないけれども負担する税だけが増えるという状況で厳しさはいっそう深刻になってきています。年収200万以下の働く貧困層といわれる人が1000万人を越えており、働く人の5分の1をしめ、三鷹も例外ではありません。完全失業率も5.7%と過去最悪を記録する状況で、市民の生活実態は決して回復の兆しにあるとは言えず、請願が主張する、「この間の市民生活をめぐる著しい経済環境悪化を」踏まえると、凍結を求める市民の声は当然のものと考えます。
また、質疑の中で有料化の前にまだまだ取り組むべき市民との減量の協同のとりくみ、さらには減免措置の矛盾点など不十分な点が多々あり、市民への周知・理解は得られていないということが明らかになりました。例えば、市は他市に比べても減免制度を低所得者に特に配慮したとのことですが、シングル介護の場合や、働く貧困層といわれる市民を始め、生活保護以下の収入で生活保護にならなくて頑張っている人たちには減免が適用しないといったことなど、制度の矛盾点や不充分さがある中での家庭ごみ有料化に納得できない市民の声は当然と考えます。また、ごみ減量の協働の取り組みでは、日々の生活の中で工夫をこらしている市民こそが知恵と工夫を蓄えています。その市民と有料化に頼らない減量の取り組みを行なうことこそ本当の協働ではないでしょうか。請願は、有料化の中止を求めているのではなく、経済不況の最悪の状況下にある今、新たな市民負担となる有料化の凍結を求めています。和歌山市では今年四月から有料化を実施予定だったものを3月の議会で凍結させました。10月実施を前にしての三鷹の議会・そして市長の英断に期待して請願に賛成します。

(続く・・次回は嶋崎議員の発言をご紹介します)
 
 厚生委員会では、当初の代表者発言は3人で15分しかなかった為、質疑で共産党の大城議員がいろいろ質問してくれました。(にじ色のつばさの嶋崎議員は、紹介会派ということで発言を控えていましたので)

その1、この時期に凍結して欲しいという根拠を詳しく説明してください(新聞記事の資料があるようなので)
その2、有料化を凍結したという、東久留米市、青森市、三田市、広島市、和歌山市の事を詳しく教えて下さい。
その3、市民との協働で、ごみ処理費用も削減できるということを、詳しく聞きたいのですが。
その4、和歌山市や町田市での協働でのごみ減量のことをもうチョッと詳しくお願いします。
その5、有料化について、市民への周知が不足ということはどういうことでしょうか?
その6、説明会や、面談について、「市長でなければ」と、こだわっているようですが、その理由をお願いします。
その7、説明会では「議会で条例決定したので」と話していますがどのように受け止めていますか?
その8、厚生委員それぞれに対して、要望があればお願いします。

以上の質問について、3人がそれぞれ発言しました。

景気悪化に実態については、
・失業率が最悪を更新しているということ(東京新聞8月28日&朝日新聞8月29日)
・勤労世帯の収入が減っているということ(東京新聞8月3日)
・雇用情勢が悪化のままであるということ(9月9日、読売・朝日各紙)
・スーパーマーケットの売り上げが減少しているということ。(東京新聞8月25日)
・物価の下落も止まらない状況であること(東京新聞8月28日)
などの新聞報道があり、
また、衆議院選挙時の政見放送での麻生首相の発言【景気の回復を国民が実感するところには至っていない】などを紹介しました。

このような中で
「市民に新たな負担を強いるのは・・・」先延ばしすべきとした、6市(青森・東久留米・広島・三田・和歌山・町田)市の市長の発言を紹介しました。

(続く)


 みなさまにご協力を頂き6月議会に提出していた請願【「家庭ごみの有料化の実施」凍結を求める】は、継続審議となっていました。
 その後8月19日の厚生委員会で一度、論議されましたが、「請願者の意見を聞いて」から、改めて審議することとなり、9月10日開催の市議会厚生委員会で、請願者代表3人の意見陳述の後、請願の扱いが決められました。

市民の生活を取り巻く経済状況の悪化は依然として厳しさを増しており、市民全てに新たな負担を強いる有料化は、凍結・延期して欲しい。
有料化の前にやれることはまだまだたくさんあり、凍結延期して、市民との協働の取り組みを進めて欲しい。
※有料化ありきのこの間の経緯を改め、市長が率先して説明会で対話するなど、協働を標榜している三鷹ならではの、取り組みを進めて欲しい。
 
 意見を述べた後、委員から質問が何度かあり、2時間近くにわたり、凍結への願いと市民を取り巻く実態を3人が語りました。
 
 休憩を挟んで、採決の前に、厚生委員の討論がありましたが、不思議なことに凍結支持の委員以外は何も語りません。昨年の有料化の条例制定の際は、賛成、反対それぞれの立場からの発言があったのに、今回は凍結請願採択反対の方々は、黙して聞くのみで、一切発言がありませんでした。
経済状況の悪化の中での新たな市民負担はやめて(凍結・延期して)欲しい」に対して、何の反論も無かったこの事実こそ、有料化に賛成する会派でさえ認めざるを得ない現実=市民生活の大変さが大きく存在しているということではないでしょうか?
 
 
(続く)
5月から、市が主催する家庭ごみの有料化に関する説明会が行われています。

会場では、もっぱら「分別の仕方」に関する質疑応答が行われているのですが、私達が昨年から指摘してきた
「有料化の前にやるべきことがあるのではないか?」の一つが、このような分別の徹底(周知)ではないでしょうか?
私達市民は、この間分別に努力してきましたが、まだまだ、良く分かっていない方が多くいるという事が、この間の説明会でははからずも実証されたかのようです。

又、市民の方からは、

1)なぜ、有料化しなければならないのか、市側の説明や市長の市議会での答弁を聞いても分からない。
2)「有料化で市民のライフスタイルを変えるインセンティブにする…」という市長の方針(答弁)は、何をどのように生活様式を変えてもらおうというのか具体の中身がないので分からない。
3)不法投棄が心配だ。
4)市の有料ごみ袋は高すぎる。自分がコンビニで買っているのは45リットルで50枚入りで430~530円。三鷹市は40リットルで10枚750円は高すぎる。
5)パブコメなどでの反対意見を無視して、数の論理で有料化を通した。市長はこういう席で市民直接説明するべきだ。
6)公平化とはいえない。所得に応じて課税される税金でのごみ処理が一番公平だと思う。
7)70回ほどの説明会は、して欲しいと思っていたところ。ここで分別方法をきちんと確認すれば有料化ではなく、それで減量ができると思う。
8)説明会では、店頭回収や新聞販売店回収・集団回収を知らせていって、税金によらないごみ処理を推進するよう働きかけて欲しい。
9)三鷹市のごみは実際に減っているし、市民はそれを実感しているのに「先に有料化ありき」とする市の対応は理解できない
10)ごみ処理施設建設のために私たち市民が税金以外のお金を負担するのは納得いかない。

などの意見も少なからず出されています。

8月まで行われる説明会に参加して、有料化をやめての声をああげていきましょう! 
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